シミ治療はトレチノインと顔レーザーで自分に合う方を

美容クリニックや皮膚科でシミを治療する方法には、トレチノイン治療や顔レーザーといった方法がありますが、両者を比較するとどちらの治療が良いのでしょうか。
まず、この2つの方法で治せるシミの種類を比較してみると、トレチノインでの治療が適しているシミには肝斑や老人性色素斑、炎症後色素沈着があります。
一方、顔レーザーでの治療は、Qスイッチルビーレーザーを使う場合、老人性色素斑やそばかす、後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)、太田母斑などに効果があり、レーザートーニングという治療なら肝斑の治療が行えます。
シミの治療でどの方法を選ぶかは、自分のシミの種類がどれであるかによってある程度絞られてくるので、基本的には美容皮膚科などで医師に診察を受けて、薦められた治療法を使うのが良いと思います。
しかし、老人性色素斑のように、トレチノインでも顔レーザーでも治療が可能なシミもあるので、この2つの治療法で治療にかかる時間を比較してみると、老人性色素斑の場合、細かいものならQスイッチルビーレーザーを照射して1回の治療で薄くすることが出来る場合があります。
しかし、シミのレーザー治療では、1回の照射を受けた後にかさぶたが出来てそれをテープで保護しなければならない時期があり、その後赤みが残る期間が2~6カ月ほどあることも考えると、すぐに綺麗になるというわけではないことには注意が必要です。
それに対して、トレチノイン配合のクリームとハイドロキノンという肌の漂白剤を併用して行う治療では、老人性色素斑の治療にかかる時間は2カ月~1年ほどで、出来ているシミの濃さや範囲の広さによって治療が完了するまでの時間は変わってきます。
他にトレチノインでの治療中は肌に皮膚炎のような症状が起こるというデメリットもあります。
また、トレチノインと顔レーザーでは費用面での差もあるので、医師と相談してどちらを使うかを決めるのが良いでしょう。